それぞれの住まいに適切な塗装を紹介
PAINT INTRODUCTION
塗料にはさまざまな種類があり、それぞれに特性や機能が異なります。耐久性や防水性に優れたもの、遮熱効果で室内環境を快適にするもの、美観を長く維持できるものなど目的に応じた選択が重要になります。仕上がりを左右する要素だからこそ、建物の状態や使用環境に適した塗料を選ぶことが求められます。理想的な塗装を実現するために、取り扱う塗料の特徴やメリットを紹介しております。
シリコンREVO1000-IR
アステックペイントのシリコンREVO1000-IRは、高耐候性、低汚染性、遮熱性を兼ね備えたシリコン塗料です。主な特徴をまとめると以下の通りです。
* 高耐候性:
* シリコン成分を一般的なアクリルシリコン塗料の約3倍配合しており、紫外線による劣化を防ぎます。
* 促進耐候性試験では、約13～16年経過後も光沢保持率80%以上を維持する結果が出ています。
* ラジカル制御型の白色顔料を採用し、塗膜の劣化を抑制します。
* 低汚染性:
* 高密度な塗膜を形成するため、汚れが付着しにくく、長期にわたり美観を維持します。
* 遮熱性:
* 「チタン複合遮熱無機顔料」や「遮熱黒色無機顔料」を使用し、高い日射反射率で熱を吸収しにくく、室温の上昇を抑制します。表面温度で約9℃の差が確認されています。
* 柔軟性:
* 柔軟性のある層と強靭な層の三層構造により、ひび割れに強く、水の浸入を防ぎます。
* 防カビ・防藻性:
* カビや藻の発生を抑制し、建物の美観を長く保ちます。
* 期待耐用年数: 約13～16年とされています。
これらの性能により、シリコンREVO1000-IRは、建物を長期間保護し、快適な住環境の維持に貢献する塗料と言えます。
フッ素REVO1000-IR
アステックペイントのフッ素REVO1000-IRは、従来のフッ素塗料を凌ぐ高耐候性と遮熱性を備えた水性1液型の外壁用フッ素塗料です。主な特徴をまとめると以下の通りです。
* 高耐候性:
* フッ素成分を一般的な一液水性フッ素塗料の約2倍配合。
* 劣化しにくい「完全交互結合型フッ素樹脂」を採用。
* ラジカル制御型の白色顔料を使用し、塗膜の劣化を抑制。
* 促進耐候性試験では、約16～20年経過後も光沢保持率80%以上を維持する結果が出ています。
* 無機顔料を使用しており、変色や色あせがしにくいです。
* 遮熱性:
* 近赤外線を反射しやすい特殊遮熱無機顔料（黒色含む）を使用し、塗膜の温度上昇を抑制。
* 低汚染性:
* 塗膜表面が強靭なため、汚れが付着しにくく、雨水で流れ落ちやすい性質を持ちます。
* 防カビ・防藻性:
* カビや藻の発生を抑制し、建物の美観を長く保ちます。
* 柔軟性:
* 詳細な構造は不明ですが、ひび割れへの追従性も考慮されている可能性があります。
* 期待耐用年数: 約16～20年とされています。
これらの特徴により、フッ素REVO1000-IRは、建物を長期にわたり美しく保護し、遮熱効果による省エネにも貢献する高性能な塗料と言えます。